こだわり・栽培方針

みなさまにおいしいブルーベリーをご提供できますよう、1粒ごと1年を通して、大切に育てております。

いなばブルーベリーガーデンのブルーベリーは、特殊培地を使用した灌水・液肥混合システムを導入し、ポット・バッグ栽培で1株ごとに1年を通して、大切に育てております。現在、ブルーベリーは成長期にあり、成長するにつれて年々味わいが深くなっているように感じています。

当園では、ご来園のみなさまに安心して摘み取り体験をしていただけるよう、果実の品質はもとより、施設内の環境の向上を含め、日々努力を重ねています。本来、ブルーベリーは、病害虫の発生が少ないため減農薬栽培が可能ですが、年々の自然条件により、株そのものを守るため、やむを得ず必要最小限の農薬散布を行うことがあります。また、日本海側の山陰地方は日照時間が短いことから、光合成が十分に行われない環境にあります。この対策として、アミノ酸を多く含んだ有機液肥を葉面散布し、少ない日照時間でもより活発に光合成が行われるように心がけております。

当園が、四季を通して『緑の癒し空間』として、みなさまに継続して提供できますことを、スタッフ一同願っております。

栽培品種

当園では、約60ア−ル(6000m2)の面積に、37種類1100株のブルーベリーを栽培しています。早生から晩生まで栽培することにより、収穫期が重ならないよう配慮するとともに、長期間収穫できるようバランスの良い品種配合としています。各系統・各品種の旬にご来園になり、それぞれの味をお楽しみ下さい。

北部ハイブッシュ系

ブルーベリーの特徴
北部ハイブッシュ系は、寒冷地での栽培に適した品種です。香りと風味、さらに酸味と甘みが調和した優れた品種系統です。
栽培品種
デューク、プル、スパルタン、ブリジッタ、レイトブルー
栽培株数
120株

南部ハイブッシュ系

ブルーベリーの特徴
南部ハイブッシュ系は、暖地での栽培に適した品種です。北部系の果実品質を実現した品種系統です。
栽培品種
オニール、ミスティ、シャープブルー
栽培株数
270株

ラビットアイ系

ブルーベリーの特徴
ラビットアイ系は、暖地での栽培に適した品種です。土壌適応性、耐暑性、耐乾性に優れているともに、強靭で豊産な育てやすい品種系統です。
栽培品種
クライマックス、ブライトウェル、ヤドキン、ノビリス(T-100)、ティフブルー、ラヒ、パウダーブルー、ハーモニー、バーノン、マル、フクベリー、オースチン、バルドウィン
栽培株数
710株

収穫時期の目安

収穫時期は気候によって多少変化しますが、下記の表をご参考にして下さい。

鉢替え方法・ブルーベリーの育て方

お買い上げ頂きました苗木が、順調に生育するように以下のような栽培方法を提案致します。
ブルーベリーは、同じ品種の花粉では受粉がうまく出来ません。違う品種の花粉を受粉させる必要があります。初めて購入される場合は、同じ系統の異なった2種類以上の組み合わせがお勧めです。
春の花と新緑、夏の果実、秋の紅葉そして樹形樹皮の風合いを一年を通してお楽しみ下さい。

鉢植えの栽培方法

土壌適応条件
ブルーベリーは、低いPHを好みます。ハイブッシュ系でPH4.2~4.8、ラビットアイ系でPH4.3~5.3に調整します。
植替え時期
秋~春の休眠期がお勧めですが、夏場を除いて植替え可能です。
鉢替えのサイズ
4号ポット苗→6号ポット、6号ポット苗→8号ポット、8号ポット苗→10号ポットを目安にして下さい。
植替え方法

苗、植替える鉢(スリット鉢が良い)、用土(ピートモス・鹿沼土・パーライト)、マルチ素材(おがくず・モミガラ・木材チップ等)、緩効性肥料、スコップ、軍手等

(1) 鉢底に用土を入れる。スリット鉢の場合は、底石など入れず底まで用土を入れる。用土は、ピートモスを主体に鹿沼土・パーライトを混ぜたものを使用する。
ブルーベリーは、保水性、通気性、排水性のよい有機質の酸性土でよく育ちます。
(2) スリット鉢は、排水性も良く鉢の容量を100%利用でき、スリット部で根が空気に触れることにより、根の成長が止まり(ルーピングを抑制する)細根がたくさん発生します。

植替え苗をポットから取り出したら、根の成長具合に応じて、根鉢周辺や底の土を軽くかき落とし、根をほぐして外に広げるようにして植付けます。

(3) 苗を仮に入れて高さを見る。沈んでしまう場合は用土を加え、高すぎる場合は減らして根鉢の表土に新しい用土が少し被るように植付ける。
(4) 用土はふんわりと入れ、強く指で押し込まないようにする。
(5) マルチ素材を敷き、緩効性肥料を鉢の周辺付近に施肥して、水やりをして終了です。
肥料は、4号ポット3~4個、6号ポット6~7個、8号ポット10~15個、10号ポット15~20個を目安にして下さい。
(当園では、IB化成肥料N:P:K=10:10:10を使用しています。)
水やり
通常は、1日1回、朝にたっぷり与えます。夏場は、朝夕2回与えて下さい。冬場も用土が乾燥しないようにします。一年を通して、用土の乾湿を確認しながら、灌水の量を調節することが良好な生育につながります。
施肥
3月・5月・9月に上記(5)の量を与えます。ブルーベリーは肥料に敏感です。やり過ぎに注意して下さい。
収穫
果柄(梗)枝と果実の付け根の所まで、果実がしっかり色づいたものから順次収穫します。
食べてみて確認するのが一番です。
剪定
通常は、冬場の休眠期に行います。今年の成枝・内向枝・細枝を落とすことにより、風通しを良くして日が樹の中まで差し込むようにします。
夏場に行う新枝の整枝は、翌年の花芽を付ける場合、8月末頃までに行います。初年度は花・実を最小限にして、育成を優先することをお勧めします。

地植えの栽培方法

土壌適応条件
ブルーベリーは、低いPHを好みます。ハイブッシュ系でPH4.2~4.8、ラビットアイ系でPH4.3~5.3に調整します。
植付け時期
秋~春の休眠期がお勧めです。温暖地では秋植えにより、休眠期まで根が活動して根付きますので、春先から活発な生育が得られます。
植付け間隔
樹間2m×列間2mを目安とします。
植付け方法

苗(2~3年生苗)、用土(ピートモス・モミガラ又はパーライト)、マルチ素材(おがくず・モミガラ・木材チップ等)、有機配合肥料、スコップ、軍手等

(1) 直径60~70cm、深さ40~50cm程度の植付け用の穴を掘り、ピートモス50Lとモミガラ30L又はパーライト10Lと堀りあげた土とをよく混ぜて埋め戻します。
(2) 苗木を植付ける前に、用土をよく湿らせておきます。
(3) 植替え苗をポットから取り出したら、根の成長具合に応じて、根鉢周辺や底の土を軽くかき落とし、根をほぐして外に広げるようにして植付けます。深植にならないように、表土より少し高くなるように植え穴に置き、10Lのよく湿らせたピートモスで根鉢を包み込み、その廻りを最初に作った混合土で埋め戻します。
(4) 苗を仮に入れて高さを見る。沈んでしまう場合は用土を加え、高すぎる場合は減らして根鉢の表土に新しい用土が少し被るように植付ける。
(5) 支柱を立てて、樹が動かないように固定します。
(6) マルチ素材を20cm程度敷き、たっぷりと水やりをして終了です。
水やり
雨が少なく、土壌が乾燥してきたら水やりをします。
施肥
有機配合肥料(N:P:K=6:5:5)1株当たり約50gを、植付け後7~10日後に株から30cm程度離して与えます。ブルーベリーは肥料に敏感です。やり過ぎに注意して下さい。
植付け後1~2年間は、約50gを3月・5月・9月に施肥します。3年目以降は、1株あたり約100gを、3月・9月に施肥します。
収穫
果柄(梗)枝と果実の付け根の所まで、果実がしっかり色づいたものから順次収穫します。
食べてみて確認するのが一番です。
剪定
通常は、冬場の休眠期に行います。今年の成枝・内向枝・細枝を落とすことにより、風通しを良くして日が樹の中まで差し込むようにします。
夏場に行う新枝の整枝は、翌年の花芽を付ける場合、8月末頃までに行います。初年度は花・実を最小限にして、育成を優先することをお勧めします。

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